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2018.10.30 / 日々のニュース
問答:ライオン「クリニカ」ブランド再生についてどう思うか?
クリニカTVCM
http://clinica.lion.co.jp/cm/
「歯医者さんにほめられる歯に」
「あなたの予防歯科を一歩前へ」

なるほど、とってもいい気づきを与えてくれるテーマ設定ですね・・・

これは、なんのために、私たち「ライオン」は「クリニカ」を売るのか、を根本的に問い、
そしてそのためになにをすべきか、消費者・生活者に何を伝えるべきなのか。
このことを真正面から考え、行動した素晴らしい経営決断だと思います。

なんのために
70歳時点での残存歯はスウェーデンが21本なのに対し、
日本は16.5本にすぎないという衝撃の事実
これを解決しなければならない、という使命感。

そのためには、
「セルフケア」と「プロケア」の両輪が必要であり、
その両輪を稼働させるためのエネルギー・原動力は、
「予防歯科」が大切だ、という世の中の認識を作り出すことだと。
これを、「予防歯科を世の中事にする」といっている。

このコンセプトで売り上げが大きく伸びた理由として
・流通の方々からの大義への共感を得られた、流通にも使命感が生まれた。善の循環。
よって、人として正しいことをしたいという流通の方々の善の部分を動かした。
さらに、流通へのプレゼン資料のなかにも、「購入単価UP」「購入点数UP」の文字が見えるとおり、
ビジネス的にもwin-winの関係ができるとしている。

・プロケアの歯医者を味方につけた。
歯医者さんにとっても、予防歯科が広がることにより、
定期的な歯のチェック(具体的に年2回)の需要が増え、さらに、そこから治療の患者数が増える。
ポスターも、歯医者さんが院内に掲出しやすいクリエイティブになっている

そもそも、「クリニカ」というネーミングの由来は、
イタリア語「clinica」で、診療所・医院という意味。
ブランドが誕生したときから、コンセプトは歯医者さんであったのだと思う。

調べると、

「ライオン歯科材株式会社」という歯科医院向けの会社も存在する。

この本質的な活動がベースにあったからこそ、
クリニカというブランドが40年もの間、NO1ブランドとして支持されてきたと思う。
そして、そのブランドが、価格競争、機能競争に巻き込まれていった結果、劣化していった。
そして、そもそもなんのために私たちライオンは「クリニカ」事業を行なっているのか、の原点に立ち返ることで
そもそもの目的から、ブランドの再創造をすることができたのではないか。


ライオンの企業ページをチェックした。

習慣を、Re-designする。

ビジョンから落とし込んだ、骨太なマーケティング戦略が必要だ。
善き戦略は、関わるすべての人を幸せにする。

どんな事業でも、この視点が必要であり、
この視点で戦略を立案できるか、そして、経営者が、経営決断できるか否か。

そこを問われているのだと思う。

マルコポーロマーケティングは、
フィロソフィーとビジョンを示し、そして、衆知を集めて形にしていく課題解決会社にしたいと思う。

参考記事
https://trend.nikkeibp.co.jp/atcl/contents/18/00047/00001/?i_cid=nbpnxr_pg_inbody
PROFILE
外山 茂
外山 茂 / Shigeru Toyama
代表『外山茂』略歴
『事業プロデューサー』
成果報酬型マーケティングコンサルティング会社:年商20億円(社員数20名・コールセンター70名)を経営。クライアントの事業目標達成にコミットし、新規集客からコールセンターまで、マーケティング業務一式を請負う。2011年事業譲渡。現在、事業戦略・マーケティング戦略プロデューサーとして活動中。経営者のフィロソフィーを核にした『フィロソフィーマーケティング™』『フィロソーフィーブランディング™』モデルで革新的な事業・マーケティング戦略構築を使命とする。
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